わかやマルシェの運営はわかやマルシェ実行委員会が行っています。
わかやマルシェの企画は、デザイン事務所「NAP」が行っております。

主催者であるデザイン事務所NAPは、これまで和歌山の魅力を紹介したり、デザインを通じて地元の企業様の販促やプロモーションのお手伝いをしてきました。長年の経験から、ある一定までは知ってもらう事ができたとしても、どれだけ広報をし続けても、伝わらない、知ってもらえない「目に見えない壁」の存在を感じていました。

また、私自身和歌山の魅力を他府県の方に自信を持って説明できなかったのです。 ある日、仕事でお世話になっている料理長にこう言われました「和歌山は食の宝庫だ。なのに、和歌山の人はその魅力に気付いていない。もったいない」と。それまで当たり前だと思っていた事が、この言葉を機に私の意識が変わっていったのです。和歌山の誇りの1つとして、和歌山の食材の魅力や食文化を良くしていく取り組みをしたいと。

他府県ではすでにマルシェを積極的に開催されています。都市部だけでなく、徳島や高知、兵庫などのマルシェにも行きました。各地方、みなさんがマルシェを楽しみにし、参加している姿を見ました。私が他府県のマルシェを知り、面白そう！と出掛けるように、和歌山にも他府県の方が遊びに来てくださるマルシェを作りたい。そして、みなさんに愛され地元に根付くイベントにしていきたい。誰もしないなら、私がする！それがはじまりです。