今回のわかやマルシェの会場は、和歌山の方なら、誰でも名前を聞いたことのある、
ノーリツ鋼機株式会社様の敷地をお借りします。
イベントの案内をしていると、よく聞かれる言葉です。
始まりは、前回のわかやマルシェをFACEBOOKで告知していたときのこと。
以前から、繋がりがあった、今回のコアメンバーでもあるK氏から、コメントをいただきました。
「ノーリツも野菜を作っているのですが、売ってもいいですか?」
「…ん?」。
「ノーリツ鋼機が野菜って?何言ってるんだ???」。
私の頭の中にクエッションがわき出たのが始まりです。
お話をお伺いすると、水耕栽培の葉物野菜を敷地内で、作られているとのこと。
私のイメージでは、ノーリツさん=写真。のままでしたので、
まず、衝撃を受けました。そして、逆に興味を持ちました。
どんなところで、どんな風に作られているのか、見て見たい!
担当の方にお願いして、特別に施設見学をさせていただきました。
写真は、NKアグリさんの生産場。めっちゃ広かったです。
NKアグリさん(ノーリツ鋼機さんのグループ会社)で作られた、水耕栽培の葉物野菜は「AQUA LEAF」という商品名で、和歌山の地元スーパーだけでなく、全国に出荷されています。
私のまわりでも、ノーリツ鋼機さんが野菜を作っているというと、「うそ!?」とまず、吃驚します(笑)。そして、野菜が包装されているパッケージの写真を見せると「あ、買ったことがある!」とコメントされる事も…。
NKアグリさんの施設を見学に伺った際、ノーリツ鋼機本社横に広大な芝生広場を見つけました。
「む!この芝生広場は…」
私の頭の中でモクモクモクと妄想がはじまりました。
他府県のマルシェは景観や景色が良い場所や歴史や文化に深く関わる場所で開催されていました。
和歌山市内で、大規模なイベントができ、かつ駐車場も沢山とめられるスペースがあり、子どもさんたちが遊びにきても、安心して遊べる場所を探し求めていました。
和歌山は車社会です。駐車場はあっても、無料で大きな駐車場があるところは限られてきます。
昔から、ノーリツ鋼機さんの玄関前は通過することがあっても、会社の中に入ったことないですし、入れる機会もまずあまりありません(ずっと気になっていました)。
地元で昔からある会社さんにお邪魔できるって楽しいかも!
一番の動機はそこです。
他のページでも書いていますが、楽しいって大事。
NKアグリさんの野菜が、地元で売られているのに、地元の人に知られていないって、もったいない!マルシェを通じて、知って頂けるきっかけになればいいなぁ。
色んな想いを大切にした上で、会社の敷地をお借りして、マルシェをやってみたい。そんな想いから企画書を作って、再度担当者のKさんにプレゼンに伺ったのです。
« 前の投稿 和歌山は食の宝庫 »